林芳正の発言 (外交防衛委員会)

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○国務大臣(林芳正君) 今お話のあったリヒテンシュタインのこの提案でございます。安保理の常任理事国が拒否権を行使する場合にその説明を求めると、国連総会の会合を開催すること等を主とした決議案でございます。
 この常任理事国に拒否権があって米ソ冷戦時代には特にこの国連が機能を果たすことができなかったということでありまして、さらに、今回のロシアの行動というのがこうした国連が元々抱えている問題を浮き彫りにしたということでございます。
 この決議案は、こうした拒否権の問題への一定の手当てとなるということで、拒否権行使は一般に最大限自制されるべきだという日本の問題意識にも合致するということで、岸田総理の指示により共同提案国になることを決定したところでございます。
 現在、共同提案国数が日、米、ドイツ等を含めて五十以上になっておりまして、できる限り早く採択されるように調整をしているところでございます。より多くの賛成を得て採択されるように、アメリカやほかの共同提案国と連携して積極的に取り組んでまいりたいと思っております。
 このほかのということでございました。御案内のように、G4という枠組みで安保理改革に長らく取り組んでおるところでございます。このG4外相は、アフリカ共通ポジションへの支持を表明して、関係国と共同しながら改革の早期実現のため協力することで一致をしております。
 また、先月末にTICAD閣僚会合ございましたが、アフリカ諸国に対しても今のようなことを申し上げながら、まさに今回の事態を受けて国連改革の必要性が明らかになったということを取り上げてきております。
 なかなか難しい、いろんな利害が絡み合うことでございますけれども、やはり多くの国々と協力をして、この常任理事国入りを含む安保理改革の実現に向けて引き続きリーダーシップを取ってまいりたいと考えております。

発言情報

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発言者: 林芳正

speaker_id: 30011

日付: 2022-04-19

院: 参議院

会議名: 外交防衛委員会