小澤典明の発言 (環境委員会)

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○政府参考人(小澤典明君) お答えいたします。
 エネルギーにつきましては、それぞれの国の事情、これ様々でございます。化石燃料などの資源が乏しく、周囲を海で囲まれた我が国におきまして、Sプラス3Eを満たす単一の完璧なエネルギー源がない現状では、エネルギー、電力の安定供給を確保するには、石炭も含めまして多様なエネルギー源をバランスよく活用することが重要でございます。もちろん、エネルギー基本計画でお示ししましたように、再生可能エネルギーの最優先、最大限の導入を進めてまいりますけれども、現状ではやはり石炭を含めた選択肢が必要ということでございます。こうした背景がございまして、日本は、委員が御指摘の、世界の石炭からクリーンパワーへの移行声明には賛同していないということでございます。
 また、石炭火力の現状でございますけれども、二〇二〇年度の速報値では電力に占める割合は三一%でございます。したがいまして、直ちに石炭火力の廃止あるいは強力な抑制策を講じることとなれば、電力の安定供給に支障を及ぼしかねないという状況でございます。
 このため、石炭火力につきましては、二〇五〇年カーボンニュートラルの実現に向けまして、安定供給を大前提に、できる限り発電比率を引き下げていく方針で政策を進めてまいります。委員御指摘のように、二〇三〇年度は一九%まで引き下げる方針でございます。
 具体的には、二〇三〇年に向けて、非効率な石炭火力のフェードアウトを着実に進めてまいります。さらに、二〇五〇年に向けましては、水素、アンモニアやCCUS等を活用いたしまして、石炭火力を脱炭素型の火力に置き換える取組を加速してまいります。

発言情報

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発言者: 小澤典明

speaker_id: 20486

日付: 2022-03-16

院: 参議院

会議名: 環境委員会