山下紀明の発言 (環境委員会)
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○参考人(山下紀明君) 御質問ありがとうございます。
まず、企業との関係のところなんですけれども、やはり私としては本業を脱炭素に変えていっていただきたいと思っています。それは単に再エネの電気を買いましょうということではなくて、脱炭素のサービスを提供したり、脱炭素に貢献する製品を作った方が今はビジネスチャンスありますねということで、いろんな産業ありますけれども、例えば観光なんかでも、脱炭素と組み合わせた観光というのがあれば今人を呼べる状況になっています。
生産業に関しては、先ほど申し上げたとおり、むしろ脱炭素で生産していかなければ買ってくれない、そういう状況に来ていますので、理解いただくのは難しいとは思いますけれども、むしろビジネスチャンスとして捉えていただきたい。今まで環境対策というと高くて不便で我慢してというところだったので、そこを変えていくのはなかなか難しいと思いますが、是非この機会にと思っております。
景観ですとか営農型の点、おっしゃるとおり非常に難しい問題で、特に景観というのはいわゆる感覚公害ですので、明確にこの距離を離せばいいだろうとか、全国一律の基準というのはまず定められないものになります。ですので、実は景観って物との関係性の部分もすごく大きいんですね。
例えば、風車が目の前にあったとしても、それは自分の風車では何も思わないし、地域、コミュニティーに利益をもたらしている風車であれば、騒音がしたというのは、騒音じゃなくて地域にお金が落ちる音だというふうに考えられますので、関係性がすごく大事。ただ、先ほど、外部から来てよく分からない、東京に利益行くような太陽光が近くにあるのと、コミュニティーのみんなでつくった太陽光が近くにあるのとは全く違いますので、むしろそういうところを推進していくのが非常に重要かなと思っています。
今、ビニールハウス、温室ってすごく一般的ですけれども、あれも人工物ですよね。でも、違和感感じない。それは農業のためになっているからですよね。営農型太陽光も、単純に太陽光のもうけが欲しいというのはやっぱり景観としても心情としても反対出るとは思うんですけれども、茶畑なんかですと、お茶にかぶせますよね、あれの代わりになる面があったりして、実は農業にもいい影響があったりすると。福島の二本松でも、ブドウと太陽光というのを農家の方がやっておられるんですよね。あれは農家がちゃんと経営していくための施設なんだというのを進めていくのが本道かなと思っております。
以上です。