苗村公嗣の発言 (経済産業委員会)
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○政府参考人(苗村公嗣君) お答え申し上げます。
大規模災害時におきます一般ガス導管事業者とガス小売事業者の役割分担につきましては、平成二十八年に国が策定したガイドラインにおきまして、平常時には一般ガス導管事業者が行うとされているガス栓の開け閉めについて、大規模災害時には早期復旧を図るためガス小売事業者も担うこととされております。委員のお話にありましたとおり、やはり非常に一軒一軒回っていく中で人手が要るということでこういうことになっているというふうに承知しております。
こうした中、この論点につきましては、昨年の審議会において改めて議論がなされました。その際には、現場経験の乏しい小売事業者に業務を行わせるのではなく導管事業者に集約すべきという意見があった一方で、早期復旧の観点では導管事業者だけで全てカバーすることは現実的ではないとの意見がございました。
こうしたことから、昨年末に取りまとめました審議会の報告書では、足下は現状の業務分担を変えないものの、引き続き検討を継続すると整理した上で、保安業務に日頃従事していない小売事業者、要員に対する教育訓練については、従前どおり小売事業者の社内に加えて、一般ガス導管事業者による教育訓練によって必要な技能を補完することといたしました。こうしたことで、そういう意味では、開閉、ガス栓の開け閉めに必要な知識をしっかり身に付けてもらって取り組んでいただくというようなことをしているわけでございます。
経済産業省といたしましては、この審議会の報告を踏まえまして、大規模災害時における一般ガス導管事業者とガス小売事業者の役割分担や教育の実施方法について引き続き検討を進めてまいりたいと考えております。