苗村公嗣の発言 (経済産業委員会)

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○政府参考人(苗村公嗣君) お答え申し上げます。
 スマート保安を導入する場合でも、安全確保のためには、テクノロジーに現場の技術者の知見、経験を適切に組み合わせていくことが重要であると考えております。どれだけテクノロジーが進展をいたしましても、現場の技術者の重要性が変わることはないということを認識しております。
 そうした観点から、保安人材が枯渇しつつある現状も踏まえまして、経済産業省といたしましては、保安人材の育成確保に取り組んでいるところでございます。具体的には、電力分野において、業界団体等に働きかけを行い、若者向けのPR、プロモーションを行うとともに、高圧ガス分野でもAIやIoT技術等に関する人材の育成カリキュラムを作成しているところでございます。
 加えて、その保安レベルを維持向上させていくためには、暗黙知を形式知化し、現場で広く教育していくと、共有していくということも重要であると考えております。熟練層の大量退職ですとか若年層の雇用不足等によって保安人材が枯渇しつつある状況に対応するため、民間企業において、熟練運転員の意思決定方法を標準化することで一般の運転員の的確な判断と迅速な対処に貢献するシステムの開発、導入を行っている事例もあるというふうに承知しております。
 経済産業省といたしましては、スマート保安の促進を通じてこうした取組を後押しするとともに、保安人材の育成確保を通じた技能伝承も進めることにより現場の技術者が蓄積した知見を引き続き活用し、保安レベルの維持向上を図ってまいりたいというふうに考えております。

発言情報

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発言者: 苗村公嗣

speaker_id: 14709

日付: 2022-05-19

院: 参議院

会議名: 経済産業委員会