苗村公嗣の発言 (経済産業委員会)

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○政府参考人(苗村公嗣君) 近年、今お話をいただきましたように、高圧ガス、都市ガス、電力等の産業保安分野において、IoT、ビッグデータ、AI等のテクノロジーを活用しまして保安レベルを持続的に向上させる取組、スマート保安が進みつつあります。
 そうした中で、電力分野では、大手の事業者は設備点検に関するスマート保安技術を外販するような事例も出てきておりまして、こうした新たなビジネスが生まれている状況にございます。一方で、一般的に中小事業者は大手事業者よりスマート保安技術の導入や活用が進んでいない傾向にあるということもしっかり認識をしております。
 産業保安分野におきましては、大規模設備を有する大手企業だけではなく、必ずしも規模は大きくないものの国民生活にとって重要なインフラに関わる設備の保安を担う事業者など、様々な事業者が産業保安に携わっているというふうに承知しております。こうしたことから、幅広い事業者がスマート保安を導入し、保安人材の不足に対処しつつ持続的に保安レベルを向上させていくことが我が国全体の産業保安の底上げに資すると考えております。
 こうした認識の下、経済産業省では、資金面での支援として、令和三年度補正予算において、新たなテクノロジーを導入してスマート保安に取り組む中小企業の技術実証を支援するとともに、保安分野におけるデジタル技術の活用を含め、デジタル投資を後押しするDX投資促進税制を措置しているところでございます。
 また、スマート保安の推進に向けた人材や知見、ノウハウ面での支援として、事業者が円滑にプラント等にAIを導入できるよう、その具体的な活用方法を示したガイドラインなどを作成し周知を図るとともに、中堅・中小事業者に対しては、プラントにおけるAI、IoT等の技術導入を見据えた実践的な人材育成支援を実施しているところでございます。
 経済産業省といたしましては、引き続き、こうしたきめ細かな支援や取組を通じまして、中堅・中小事業者も含めた業界全体がスマート保安を活用した保安力の持続的向上に取り組んでいけるよう、しっかりと支援してまいりたいと考えております。

発言情報

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発言者: 苗村公嗣

speaker_id: 14709

日付: 2022-05-19

院: 参議院

会議名: 経済産業委員会