宇都隆史の発言 (決算委員会)
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○宇都隆史君 平たく言えば、問題意識よりも、取りあえずこの十か年のローンを組めることでのメリットの方も多いのでこのままやらせてほしいということなんですよね。
ところが、これはこれまでも委員会の中でさんざん指摘をされてきた部分ですけれども、一つは、財政法上その考え方というのは理念にのっとっておるのかという部分ですね。もう一つは、その先の十年後まで予算を縛ることはこれ本当にいいのかと。予算の承認権、権限というのは、これは国会にあるわけですよね。我々が審議していないところまで既に、この今お配りしたペーパーによっても、もう二兆四千五百八十三億円分は今年の予算で通したんですけれども、新規後年度負担として来年度以降の予算を縛っている部分になっているわけなんです。これは、やはり問題意識として何かの解決法を考えなきゃいけないんだろうと思います。
もちろん、十年間という長いスパンを許可してもらえたので、いろんなもののまとめ買いとか、そういうので一つ一つの装備品のコストを若干なり安くできたという成果も、それはそれで認識をしています。ただ、やはり、問題意識の原点というか本質を捉えた改革をこれやっていかないと、ずっとこれ苦労することになるわけですよね。
それでは、もう一つの取組の新規後年度負担総額、これをシーリングを決めてしまおうということが本当に実態に即したというか、功を奏しているんでしょうか。
今、我々が防衛省の方で保有、保有じゃないな、のっとってやっている現中期防衛力整備計画ですね、この今の現在の中期防から新規後年度負担総額というのが初めて明記をされました。十七兆一千七百億円ですね。つまり、五年間の中期防の間に、さっき言ったこの赤で示したここの部分、これの総額が十七兆一千七百億円を超えないように予算編成をしてくださいねということが中期防で初めて書かれたわけですよね、今から四年前に。で、今年は四年目の予算を成立しました。
じゃ、これ、残額幾ら残っていますか。まずは中期防でここまで認めますよという防衛費の総額と新規後年度負担分の総額、それに対して、もしこれ来年まで続けていたとしたら令和五年度の予算の残額ってどれだけ残っていましたか。