植野篤志の発言 (決算委員会)
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○政府参考人(植野篤志君) お答え申し上げます。
この無償資金協力の実施業務をJICAに移管して以降、このいわゆる支払前資金がJICAにおいて一定程度滞留しているという事実は私どもも把握をしておりましたけれども、一つは、先ほど別の委員のときにも御答弁申し上げたとおり、この無償資金協力の事業というのが全て国際約束等に基づいて実施をされていると。したがって、相手国との関係がありますので、何というんですか、事業の進捗が遅いからといって日本だけで勝手にもう打ち切りますというわけにいかない。私どもとしては、むしろ、もちろん適正な執行、早期の完成というのは目指しつつも、相手国との関係を重視して可能な限り事業を完了させるということを目指してきたというのが一つと。
あと、これも言い訳に聞こえるかもしれませんけれども、前からこの支払前資金の滞留という事象はあったわけですけれども、特にこの二、三年、コロナ、新型コロナのその感染が世界的に拡大して以降、事業関係者が工事現場に入れない、あるいは日本の企業の方が一時的に例えばワクチンを打つために日本に御帰国されるというような状況が生じてこの支払前資金の金額が大きくなってしまったところに、昨年、あの財政制度等審議会の御指摘をいただいたというのが経緯でございます。