大久保幸夫の発言 (厚生労働委員会)
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○参考人(大久保幸夫君) ありがとうございました。
一点目の動機の問題があるのかという御質問でございますが、確かにこれは、なぜ転職をするのかという動機を問うた質問も比較調査でやっておりまして、日本を除く全ての国が第一番目に給料を上げるためというのが出てくるんです。どちらかというと、日本の場合は三番目ぐらいに出てくるんですが、それがですね。例えば、人間関係にトラブルがあったとか、労働条件にトラブルがあってより良いところを変えたいとか、自分のやりがいのある仕事に就きたいといった動機の方が先に来る。割と人間関係動機が先んじるのが日本の特徴というところがありますので、賃金以上に重視するものがあるということがあるのは確かだというふうに思います。
それから、エージェント機能の強化ということは大事なポイントだというふうに思っておりますけれども、専らこれは、今の区分でいうと、有料職業紹介の人材紹介業というところはその役割を果たすことが競争の源になってきているところがありますので、この業態の中で更に強化されていくものだというふうに思っています。
それから、三番目のリスキリングなんですけれども、おっしゃるとおり、リスキリングには、同じ会社の中で新しい変化に適応するための社内教育としての側面と転職してほかの会社に行く側面、二つあるわけでありますけれども、特に中小企業の場合は在籍のままといってもなかなか社内にその教えるだけの資源がないということがありまして、社外に求めるというところがあります。
これは、特に欧米諸国の中ではかなりこの業界の中で横断的に、必要なリスキリングスキルに関してはかなり外部の機関が無償で提供するようなところも随分出てきておりまして、そういうものを中小企業が活用するようになってきて、まだ日本の場合はそこの部分の整備が若干遅れているかなというふうに思います。