花井十伍の発言 (厚生労働委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○参考人(花井十伍君) 先生御指摘の点が私としては一番議論したかった点でして、二つに分けます。この緊急承認というときの意思決定の責任は誰が取るのかという話と、それから、その特別な対応をどうするかが先ほどから議論されているテクニカルな話です。
一については、私の意見で申したとおり、これは薬機規律の枠外の話なんですね。ところがどうなるかというと、おっしゃられたとおりで、法律上は厚生大臣がって書くわけですよ。そうすると、薬事・食品衛生審議会における薬機規律の中のボードを使っても厚生大臣が主語になりますし、厚生科学審議会のように、予防接種部会のように、予防接種の例えば一、A類接種、二類接種というのも、主語はやっぱり厚生大臣はになっちゃうんですね。
じゃ、今回の緊急承認はどうかというと、私の理解では、やっぱりテロとかそのパンデミックということであれば更にその上の議論になるので、運用上は厚生大臣が主語だけど、閣議決定した上での厚生大臣じゃないかというふうに勝手に思っています。本当は、医薬食品庁というふうに庁をやって、長官が別に設置すると責任体制分かりやすいんですけど、結局、日本の法制度上、全部厚生大臣が主語で書かれていますから、そうすると、どの厚生大臣かになります。
だから、おっしゃられたとおり、制度設計としては厚生科学審議会予防接種部会、むしろ、若しくは感染症部会に所掌をやってそこのディシジョンメークにするという構成もいいですし、まあテロとかそういうことまで考えるのであれば、この特例、緊急承認に関しては、基本、閣議決定で首相が承認した形のものを厚生大臣が閣議決定の下にやるとかですね、その辺はまさに先生方のその統治としての考え方です。
私の個人的見解は、これはもう閣議決定前提のものにして、やっぱり首相も一定程度責任を持った形で導入すべき制度というふうに理解しています。
以上です。