海野光行の発言 (国際経済・外交に関する調査会)
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○参考人(海野光行君) ありがとうございます。
一つ私たちが様々なプログラムを組んでいく中で、原理原則というか、これだけは絶対に外せないというものが一つだけありまして、それは、例えばこの一年なら一年、二年なら二年という期間をその選抜された奨学生全員で過ごすということですね。その中には、当然途上国の方もいます、先進国の方もいます。当然その中に日本人は一人だけ入れます。そうすることによって、日本人も育ちますし、先進国、後進国、あとは多様性もそれぞれありますから、そういった中で必然的にコミュニケーション能力というのは高まっていきます。
要は、コミュニケーションを取らなければ生活していけないと。先ほども英語をというのがありましたけれども、言語はいろんな言語が飛び交います。もう全部やってしまえばいいと思います。そういった中で、コミュニケーションを取っていって、一つの寮生活というか、それを組ませることによって、今度チームワーク、本当の理解をした上でのチームワークというのが生まれてくると思います。
当然、これは船員の世界のヒエラルキーの中での命令系統がある中のものとはちょっと違う状況だと思っています。要は、我々が育てる人間というのは、一つは研究者でもあり、さらには政府に対して提言をする要は行政官の人間も中にはたくさんいます。そういった方々を育てるときには、絶対的にその平等な中での多様性を理解しながらの研究を進めていくというのが必要ですので、この必ず多様性をつくった中に入れて、それで事業を進めていく、研究を進めていく、勉強を進めていくというところは原理原則として絶対外せないところとして、これを組める事業を今まで組んできたというところはあります。
実際に、これによってコミュニケーション能力とチームワークというのが実際出てきます。ですので、面白いのが、海底地形のプログラムをやりました、それ以外に海洋法のチームをつくりました、それ以外に、何というのかな、生物系のチームをつくりました。これ、それぞれのプログラム全部違うんですが、集まったときに全部機能するんですね。そういうのが本当のコミュニケーション能力であり、チームワークだと思います。
これを日本の中だけではなくて世界的に行っていくというのが大事だし、そこに日本人をある意味参画をさせていくというところで、本当の世界に通用する日本人というのが生まれてくるのかなという気はしています。
それともう一つだけ。英語の問題があります。
英語はやっぱり必要です。ですので、これをするためには、大学院から行ってもこれは無理だと思います。ですので、ここのところというのは、何というんですかね、四大というか、学部生のときからの日本人のこの留学の施策というのは一つ必要なのかなというふうに思っています。
以上です。