福田弥夫の発言 (国土交通委員会)

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○参考人(福田弥夫君) 私が座長を務めさせていただいた今後の自動車事故被害者救済対策のあり方に関する検討会は、令和二年八月からスタートしています。これ、合計四回やりました。で、令和三年七月に報告書を当時の赤羽大臣に提出させていただいています。
 この活動がスタートした経緯というのは、自動車損害賠償保障制度を考える会の活動の中で、赤羽大臣に、繰戻しのお話、お願いに行きました。その中で、早期の返済をお願いした際に、被害者団体の方がいろいろな御意見があるのでということでいろいろ意見等をお伝えしたところ、非常に関心をお持ちになってこの検討会が設置されたんですが、で、一回目にも出ていただいて、成果を非常に期待寄せられたんですけど。
 この検討会で重要だったなと思うのは何かというと、被害者団体の方々を中心に、現在の課題あるいは新たな施策への要望が提示されました。で、それを検討させていただきました。特に、これまで十分な手当てのされていなかった脊髄損傷や高次脳機能障害者へのリハビリ、あるいは社会支援に向けた支援などが議論されています。
 特に重要だったのは、遷延性意識障害の場合と、それから脊髄損傷の場合と、それから高次脳機能障害の場合、それぞれが、リハビリテーションの充実についてそれぞれ違った独自の課題があるということが明らかになったということだと思います。こういう、いや、私たちはリハビリというとみんな同じだというふうに考えてしまいがちですけれども、実は、この交通事故の被害者の方でも、どういう被害を受けているか、どういう障害があるかによってリハビリについても課題が別ですよということが明らかになってきました。そうすると、じゃこれに対してはこういう対応をしましょうという施策を打ちやすくなってきたと。こういうふうに進めていけば、じゃこれは解決できるよねということができるようになったと思います。これによってきめの細かい対応と、これ非常に大きかったと思います。
 ただ、特に親なき後への備えについては、介護者の高齢化が進行して、先ほど私、桑山さんの例もお話ししましたけれども、もう非常に心配だと、どうすれば現在介護している方がお亡くなりになった後に被害者が生活する場を確保できるかが、これが実は大きな問題になりました。これは待ったなしの問題でして、しかし、残念ながら、この点に関しては、例えばグループホーム等におけるものということを考えたりもされているんですが、実は厳しい人手不足の現状があります。そのためにこれは更なる改善が必要で、現時点、現在では、この親なき後の介護問題については現状では自動車事故被害者や家族の方の将来に向けた不安を払拭することはできていません。
 以上でございます。

発言情報

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発言者: 福田弥夫

speaker_id: 23397

日付: 2022-04-07

院: 参議院

会議名: 国土交通委員会