福田弥夫の発言 (国土交通委員会)

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○参考人(福田弥夫君) ありがとうございます。
 まず一点目、平成十三年のときは、極端なその一般会計化というのはなかったように記憶しています。
 ただ、二兆円という金額が想像を絶する金額でして、私、青森県の八戸出身なんですが、当時、青森、八戸から青森以北の新幹線建設が七千億ちょっとでできるという試算が出ていてですね、あっ、この運用益をこっち使っちゃうと地元負担なしでできるんじゃないのというふうに一瞬考えたことはありますけれども。
 先ほど申し上げましたように、この自賠責保険の運用益というのは、被害者救済事業とか、もう共助の仕組みの中ででき上がってきているものなので、やはりこれを一般会計化することはおかしいと、それはやはり筋が違うだろうということで、当時は、十三年のときはそういう議論は表には余り出ていないと思います。
 ただ、金額が大きいんで、じゃこれ二兆円をもうちょっと、配分をちょっと変えて、じゃちょっと一般会計こうしようかとかいう議論があったかどうか私は分かりませんが、少なくとも二兆円を二十分の十一と二十分の九に切り分けるという議論では、一般会計化というのは一切考えには入れていなかったと思います。
 ただし、次の山がやはりあの仕分だと思います。あの仕分事業で、埋蔵金発掘のときにこの交通安全特会が対象となってしまいまして、それを検討してもらう、検討の対象になったんですが、やはりこれ被害者救済事業のための重要な原資であるということから、やはり、お取り潰しと言ったら変ですけれども、これを一般会計として召し上げるという対象にはならなかった、これ本当に良かったと思っています。
 ですから、あのときの同じ議論であったのは、やっぱり地震再保険の再保険金がやはり対象となって、あれ取り潰していたら東日本大震災のときに大変なことになっていたなというふうに今でも思っていますので、そういう意味では、いろんな特別会計というのはそれぞれ目的と意義があってやっているので、簡単に一般会計化するというような性質のものではないというふうに考えていまして、特にこの交通安全特会については、原資の問題と、それから使途の問題と、きちんとしっかりとしているスキームの中で運営されていて、やはり一般会計化というのは違うし、早く六千億は返していただくべきであろうというふうに考えております。
 以上でございます。

発言情報

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発言者: 福田弥夫

speaker_id: 23397

日付: 2022-04-07

院: 参議院

会議名: 国土交通委員会