松岡亮二の発言 (国民生活・経済に関する調査会)
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○参考人(松岡亮二君) ありがとうございます。
日本は今まで基本的に機会均等という原則でやってきているんですけど、それで結果が出ていないので、やるべきことは、欧米諸国でも多くの事例が見られるように傾斜配分ですね。現在の予算に加えて、よりしんどい地域の児童や、そういう児童の割合が高い学校というのはデータで分かるので、そこに追加配分をする。例えば、教員を増やすであるだとか、学習補助員を増やすであるだとか、スクールソーシャルワーカーを足す。で、ただ単に足すのでは多分これは今までのある種のやり方になってしまうので、足して実際どういうような効果があったのかデータで追いかける、もし効果がないのならば違うやり方を模索するという、この試行錯誤をやっぱりやっていく必要があるなと思います。なので、端的にお答えすると傾斜配分ですね。例えばアメリカですと、一定の貧困層が多い地域ですと追加で予算配分があるので、その予算を使って対応していくという。
結果を出すためには、小学校一年生に入った時点でもう差があるので、その差を、データでさっきお見せしましたように、後ろの子は前の子の背中をただずっと追いかけて高校受験に行って、違うところに、違う学校にただ分かれていくというのが現在なんですね、平均的に見ると。もう結果は分かっているので、これ何回データを取ってもこうなんですよ。なので、これは下の方をより速いスピードで走らすために何ができるのかという試行錯誤してデータ化して知見化するということをやらないと、十年後も二十年後も三十年後も同じ結果になると思います。