松岡亮二の発言 (国民生活・経済に関する調査会)
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○参考人(松岡亮二君) ありがとうございます。
無償化といった経済支援策が駄目なんではなくて、それだけでは恐らく変わらないというお話なんですよね。
先ほど御指摘いただいたように、例えば大学に行くのにお金が掛からない社会ということが生まれたときからそうであれば、多分経済的障壁がもう無意識の中にない状態なんですよね。でも、現在の日本社会では、具体的に奨学金がどうのという話を多分知らないで、すごくお金が掛かるらしい、だから親にも言い出せないし、そもそも大学に行こうとも、思うという気持ち自体を多分潰してしまっていると思うので、やはり経済的な障壁はない方がいいなとは思います。
なので、すごく間接的にはもちろん関係すると思いますけど、現在例えば中学校三年生、現在の高校三年生とかに、無償化イコール、じゃ大学に行こうとか高等教育に進学しようとなるかというと、それもちょっとデータがないのではっきり言えませんけど、それこそその十五ページの表の四の四として示した中学生と親の大学進学期待割合見ていただいたら物すごくクリアなんですけど、両親大卒数ゼロというのは両親非大卒ですね、両親とも非大卒の場合、中学校三年生で三五%の子が大学進学をするつもりで、両親が大卒だとそれが七五%なんですね。それは中一の段階から始まっているし、小六で見ても小五で見ても小四で見てもそうなんですよ。親の学歴によって、本人が大学進学を望むかどうか、親が子供に大学進学を望むかに大きな差があるので、兼近さんがおっしゃったように、もうそういう意欲すら持たないような状態のままでもう進路を決めなきゃいけない、例えば中三とか高三みたいな、になったときに無償化だけでは厳しいだろうなと思います。
なので、長期的にはできる限り経済的障壁を下げることによってその意欲格差の問題はある程度は解消すると思いますけど、それだけでは難しいと思いますというのがお答えですね。
あと、済みません、あともう一つ何でしたっけ。