松岡亮二の発言 (国民生活・経済に関する調査会)

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○参考人(松岡亮二君) もちろん、現場の先生方は格差があることは普通に御存じだと思います、感じてはいると思います。ただ、どこに、どこの学校に行くかどうかにも多分よるので、個人の経験として、いわゆる、例えば高校の先生でしたら、いわゆる偏差値が高い高校だったら、社会経済的に恵まれたその地域のSESが高い家庭出身の子供ばっかりなので、大抵、先生自身はそういうところ出身なので、そういう経験しか持たないとかなりそういうことを知らない状態で、で、転校で違うところで働くことになって初めて全然違った種類の生徒を相手にすることになって、体系的に理解していないと、自分の中でこの子たちはやる気がないからだみたいなふうになってしまい得るわけですよ。
 体系的というのは、学問として、そもそも、済みません、全部話すと多くなるんですけど、すごく短くまとめると、何と言ったらいいんだろう、だから、全国の中で自分がどこにいるのかということを理解してほしいんです。自分が教えている学校がどういう社会経済的な状況にあって、どういう状況にあるのかということを俯瞰で、突き放して見ることが必要で、何回も言いますけど、小学校二万校、中学校一万校で、高校五千校あるんですよ。だから、個人の経験だけで話すのは非常に危険なんです。自分の経験というのはあくまでその何分の一かにすぎなくてということを理解しないと、やや独善的に、先生が君らの年齢のときはこうやっていたのに、何で君らはやらないんだみたいな、すごく非建設的な多分対話になってしまうということです。
 なので、学問的と、あとデータですね、全国のデータでどういうふうにして、自分の経験がどうだったのかということをまず位置付けて、自分がどのようにして教師になったのかということを社会学的にデータとともに振り返ると、かなりいろんなものを突き放して考えることができるようになると思います。

発言情報

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発言者: 松岡亮二

speaker_id: 25010

日付: 2022-02-02

院: 参議院

会議名: 国民生活・経済に関する調査会