駒崎弘樹の発言 (国民生活・経済に関する調査会)

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○参考人(駒崎弘樹君) すばらしい御質問、ありがとうございます。
 まず、先ほどこども宅食で衣類などの生活物資もということなんですけれども、おっしゃるとおりでして、実は生活物資も一緒に送らせていただいております。企業さんから、例えばコスメとかそういったものも寄附したいとかということで、やっぱり何か企業の中でちょっと余っちゃったりであるとか物流に乗らなかったりというものもあったりするので、そうしたものを是非使ってくださいというようなことで、いろんな生活物資も入れさせていただいています。
 あと、こういう事業をやっていてうれしかったのは、体験寄附というのもありまして、例えば、こども宅食の御家庭の中で、やっぱり海を見たことないとかキャンプ行ったことないとか、そういった体験が非常に不足してしまうということがあります。所得とそうした体験というののこの連動関係というのがあります。そこで、グランピング場さんがグランピング無料でできるよとか、いろんなそうしたその体験を寄附してくださるということもあって、そうしたのもLINEで抽せんで当たりますよみたいな形で、抽せんと言いつつ、ちょっと支援が必要な方には是非来てもらったりとかということをこうしてさせていただいたりということをしています。ありがとうございます。
 御質問のコロナ禍における子供たちの自殺増、これ大変ゆゆしき事態だと思っています。コロナ禍で様々な行事が減ったりであるとか結び付きが減る、コミュニティーとの紐帯が消えていく、そうしたことによって孤独、孤立に追いやられている子供たちが自殺に向かってしまっているのではないかと思うと大変胸が痛いです。
 そこで、一方で、そのスクールソーシャルワーカー、増員しているんですけれども、スクールソーシャルワーカー、非常勤の先生の方だったりしてなかなか相談ができなかったり、あるいはキャパが足りなかったりという状況がある。ここで、やはりデジタルの力をうまく使えないかというふうに思います。
 先ほど、デジタルソーシャルワークということを御紹介させていただきましたけれども、これはフローレンスのおやこよりそいチャットだけでなく、今そのNPO法人D×Pさんなどがやっているのがユキサキチャットという、これもLINEでの相談乗るんですけれども、LINEで相談乗りながら必要な、それは若者向けのデジタルソーシャルワークなんですが、必要とする若者に対して食料を支援したりであるとか、あるいは現金を支援したりということをされています。
 こうしたそのLINEでの相談って、非常に若者たちとコネクトするのに親和性が高いんですね。そうしたこのデジタルを使ったアウトリーチというものが今非常に有効ではないのかなと、特に若者の、孤立する若者に対して有効ではないのかなというふうに思っております。
 そして、この一人一台パソコンについて言及いただきましたけれども、これ、教育のためだけに使うってもったいないなというふうに思います。というのも、一人一台パソコンがあれば、そこから支援者へとつながれる、デジタル的につながれる、ある種の機会が一人一台すべからく提供されたということを意味します。
 ですので、パソコンから、学校から支給されたパソコンからデジタルソーシャルワーカーに相談ができるんだよと。いじめで困っている、親に暴力を振るわれている、あるいは父親から性的虐待を受けている、そうしたものを、誰にも話せないというところをそのパソコンを通じて誰かに助けてというふうにSOSを送れるようにすれば、すごくその子供たちを助ける機会になるんじゃないかなというふうに思うので、是非そうした形で一人一台パソコンを福祉でも使えるように進化させていただけまいかというふうに思います。
 今は、どちらかというと、ネットにつないでユーチューブ見たら困るからそういうものは禁止的な形で、かなり限定された使われ方しかできないということになっています。そこをそうした支援窓口にもつながれるような形で考えていただけたらいいなというふうに思います。
 以上です。

発言情報

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発言者: 駒崎弘樹

speaker_id: 19501

日付: 2022-02-09

院: 参議院

会議名: 国民生活・経済に関する調査会