駒崎弘樹の発言 (国民生活・経済に関する調査会)
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○参考人(駒崎弘樹君) ありがとうございます。言いたくても言えなかったことをすくい上げていただいて、ありがとうございます。
こども家庭庁、我々、子供支援に携わる者としては非常に非常に期待しております。と申し上げますのも、やはり子供や子育て支援に専門性のある方々が集って、そして子供の課題を解決するということをやっていかねば、今本当に目の前にあるたくさんの子供をめぐる課題、解決できないだろうというふうに思っていたところですね、こうした本当に子供のための省庁ができるということはとてもとても喜ばしいというふうに思っておる次第であります。なので、大変期待しております。
その中で、子供基本法というものが今議論されていると、だに聞いております。この子供基本法、基本的には、子供の権利を大切にして、子供の権利を最上位に置きながら様々な法律に影響を与えていこうということだと認識しております。この子供の権利というものがしばしばないがしろにされているのが我が国ではないかなというふうに思います。教育においては、ブラック校則などで子供の下着の色まで指定され、それをチェックされるようなことがまかり通ってしまっています。また、子供の虐待というものも子供の生存権を脅かすものであります。こうしたものを防いでいくために、この子供の権利を掲げてしっかりと省庁横断的にやっていくという意味において子供基本法、大変重要ではないかなというふうに思っております。
そして、この子供の権利が阻害されているところ、ことに関して、チェックして勧告していくというような第三者機関、これもまた必要であろうというふうに思います。というのも、皆さんも御案内のとおり、いじめなどで全く教育委員会が動いてくれず、あるいは隠蔽をして子供たちの権利をないがしろにするというような事態、何度もかいま見ていらっしゃろうかと思います。こうしたところに対して、いや、それじゃ駄目だよと、しっかりと子供の権利大切にしましょうということで勧告をしてその是正をするというようなメカニズムというのが必要ではなかろうかなというふうに思っております。
報道によると、こうしたものは子供の権利を、余り権利権利言うとわがままになるんじゃないかみたいな御懸念をされていらっしゃる議員の方もいらっしゃるというふうに聞いていますけれども、いじめで苦しむ子供たちを助けること、虐待に苦しむ子供たちを助けることというのといじめ、あっ、わがままを助長するというのは全然違う次元の話ですので、是非そこは、そうではなく、子供を助けるということに関しては右も左もなくやるべきことなんだということを是非皆さんお分かりになっていただけたらうれしいなというふうに思いますし、国民の一人としてこの子供コミッショナー、是非応援したいなというふうに思っております。
以上です。ありがとうございます。