坂本修一の発言 (財政金融委員会)

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○政府参考人(坂本修一君) お答えいたします。
 諸外国のトップレベル研究大学では、外部資金の獲得や大学独自基金の造成、運用などにより財源を多様化し、大学自らが高い裁量を持って研究基盤や若手研究者への投資を充実しています。このような大学の資金力の差が我が国の研究力の相対的な低下の一因と考えております。これを各大学の力のみで直ちに解消することは困難であることから、今般、大学ファンドを創設し、政府出資金に加え、財政融資資金という国の資金を時限的な措置として活用しつつ、その運用益により大学の研究基盤への長期的、安定的な支援を行うこととしたものです。
 その上で、この大学ファンドは、支出目標を三%プラス長期物価上昇率である四%程度という運用目標の達成に向け、市場の一時的な変動に過度にとらわれず、投資規律を遵守しつつ、グローバルな長期分散投資により運用することとしております。
 また、大学ファンドの運用を担う科学技術振興機構、JSTに対しては、短期的な運用益の変動をきちんと把握し、市場環境の変化や資産配分の見直しの要否等を確認するなど、適切なリスク管理の実施を求めているところです。
 加えて、今後、更に自己資本を厚くして、償還期には過去の大きな市場変動にも耐えられる水準の安定的な財務基盤の形成を目指すことで、財政融資資金を確実に償還することとしております。
 こうした取組を通じて、大学ファンドの運用が適切に実施できるよう、文部科学省としてもしっかりと取り組んでまいります。

発言情報

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発言者: 坂本修一

speaker_id: 2556

日付: 2022-05-24

院: 参議院

会議名: 財政金融委員会