角田隆の発言 (財政金融委員会)
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○政府参考人(角田隆君) お答え申し上げます。
今お配りいただきました資料三ページのところにございます大学ファンドについての議論の整理でございますが、議員御紹介のとおりのような状況でございました。そして、その分科会として、この大学ファンドの仕組みやリスク管理の考え方につきましては結構幅のある意見が出ておりました。それらにつきまして統一的な意見を示すのは難しいということで、論点メモという形で整理させていただいているところでございますが、お尋ねの償還確実性の話についてはほぼ意見が一致していたと思います。五つありますけど、主要な点だけ御紹介させていただきます。
最初のポツが基本的なお話でございまして、財政融資という借入金を元手にリスクの高い資産運用を行うと、その運用益で支援をするというこの枠組み自体について、実は想定どおり機能するのかどうかということについての懸念というのがまずベースにありまして、仮にも毀損ということ、元本の毀損ということになりますと、財政融資は借金でございますので、私どもにとりましても、そうやって国の、国民負担となることを踏まえまして、償還確実性が確保されなければいけないだろうということをまず押さえさせていただいたところでございます。
やや具体的な話になりますけど、真ん中のポツにありますように、将来、もしポートフォリオとして株式比率六五%という、そういう基本的なポートフォリオを想定されているんだとすれば、現状の自己資本、これは十兆円のうち一・一兆円が政府出資金でございますので、この部分が、一一%が自己資本ということでございますけれども、その現状の自己資本では不十分なので、これから運用して収益が上がっていくかもしれませんけど、下方リスクに備えて相応の自己資本を更に積み増していってもらわなければいけないですよねということを言わせていただいております。
最後のポツのところでございますけど、経済対策においてとありますのは、これ、昨年十一月の経済対策の話でございますが、その中で、政府の会議体を通じて国の資金が政策目的に沿って適切に使われているか確認し、大学への支援額の決定等を行うとされております。この会議体につきまして、財務省も資金の出し手なのだから、この会議体にちゃんと参画して、今後の事業に参画、関与していくべきだと、こういう問題提起がされたところでございます。
以上でございます。