小山堅の発言 (資源エネルギーに関する調査会)

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○参考人(小山堅君) 御質問ありがとうございます。
 今御質問の中で御指摘された点、大変重要だというふうに私は思っておりまして、日本の場合は、エネルギー自給率が低い、そして中東依存度が高いという中で、安全保障のため上流開発と分散化、その一つの成果がロシア、サハリンというところだったと。
 今回、そのロシアの場合は、サハリンの場合は、その分散化と同時に、地理的に日本に近い供給源である、これも一つの特徴なわけです。そういう、ある意味でいくとアドバンテージというか有利な点を持った供給源、今回このウクライナ危機で確かにもうまさにアメリカ、ヨーロッパのメジャーは撤退をするということになったわけですが、元々、バイデン大統領が対ロの原油の禁輸をするときも、同盟国とこれを十分協議したけれども、そのエネルギーの禁輸に関してはそれぞれの国の事情で全く同じにできないということは分かっているとの趣旨の御発言もありました。
 まさにこの分野に関しては、日本は日本のエネルギー安定供給を守るというところをしっかりと考えて対応しないといけない。その意味において、先ほど蓮見先生からもお話があったとおり、仮に日本がこの後、撤退ということを考えたとしても、恐らくこれは他の企業にとってみれば、特に中国、インド、そしてなかんずく、先ほど、中国は日本と同じようにサハリンからの距離は非常に近い、それからインドの場合も例えばスワップをするとかいろんな手を使いますので、極めて魅力のあるそういう権益だというふうに思うと私は思っています。
 その意味において、もし仮にそれが、単に日本が出て、中国、インドの企業が取ったとすれば、制裁の効きというのはほとんどないというふうに考えるべきであって、その点も併せて、日本はここから簡単に撤退すべきではないというのが私の意見でございます。

発言情報

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発言者: 小山堅

speaker_id: 14740

日付: 2022-04-06

院: 参議院

会議名: 資源エネルギーに関する調査会