小山堅の発言 (資源エネルギーに関する調査会)
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○参考人(小山堅君) 御質問ありがとうございます。
最初に、冒頭でお話しされた短期それから長期をしっかりと考えて取り組んでいただく必要があるというのは全くそのとおりかなというふうに思っております。
その上で、今の御質問の点でございますけれども、私自身は、原子力の再稼働、これは今の日本のエネルギー状況を考えていく上で極めて重要なポイントになってきているというふうに思っています。その上で、やはり安全性の確認された原子力発電所を再稼働していくという基本のこの路線というか考え方は、私はやっぱりしっかりと今の時点で堅持していくということの方が日本の国の中で議論していく上では大変大事だということですので、まずは規制に適合し、そしてそれをしっかりと守って、安全性ができたものを動かしていくというところでそれを進めるのが王道ではないかというのが私の考えでございます。
昨年の十月にエネルギー基本計画が閣議決定され、その中で、二〇三〇年の目標としては、電源構成の二〇から二二%という原子力の目標が出ております。これに到達するためには、稼働率の計算ありますけれども、おおむね三十基程度の原子力発電所の稼働が必要だと。現時点で十基としますと、ここから先にどれだけのスピードで、どれだけの原子力発電所が動いていく必要があるのか。
今回、このウクライナ危機で、原子力の問題については、先ほど私の方で申し上げた安定的なベースロード電源でかつゼロエミッションであるというところをヨーロッパ等では改めて認識された、この点を日本の国内の議論でもやはりしっかりと勘案していただく必要があるかなと私は思います。
その上で、先ほどの御質問があったとおり、武力攻撃されたという新しいリスクの問題もしっかり国民的な議論を踏まえてやっていく、これがもうどうしても必要かなというふうに私は思います。
以上でございます。