畔蒜泰助の発言 (資源エネルギーに関する調査会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○参考人(畔蒜泰助君) ありがとうございます。
 これなかなか簡単には答えるのは難しいと思うんですけれども、そうですね、なかなか難しい、やっぱり領土の交渉は非常に難しいんだと思うんですね。
 決定的にやっぱり難しい局面になったのは、やっぱり二〇一四年のウクライナ危機が起こる前と後で戦略環境が劇的に変わったんですよね。変わった中で、やはり非常に難しい状況、特にアメリカとの関係、ロシアとアメリカとの関係が難しくなった中で、やはり領土交渉そのものが米ロ関係との問題とリンクしちゃったというのが恐らく一番難しい、なかなか前に進まなかった最大の理由だと思います。
 ただ、先ほどちょっとお話ししたんですけれども、安倍総理の対ロ外交そのものは、実は領土問題もそうなんですが、それと同時に、中国との関係をどうバランスを取っていくのかという、両方、両建てが恐らくあったんだと思うんですよね。その意味では、残念ながら領土の問題に関しては今の戦略環境の中では非常に難しかったと。ただし、中国の問題に関しては、そこはやったけれども、ただ、今回のウクライナの危機で更にこの難しさが増しているということなんだと思います。
 ですから、これ日ロ関係、領土問題も含めてです、どういう形でロシアとの関係を元のトラックに戻していくのかというのは、これ短期的にはなかなか今見えない状況にあって、それこそ長期的に考えたときに、ただ、先ほど蓮見先生もおっしゃいましたけど、ロシア、隣国ですし、安全保障を考えたときにも、中国があって北朝鮮があってロシアがあると、三正面、日本、本当に対峙できるんですかという根本的な問題もありますので、この問題は長期的にはやはり考えざるを得ないと。ただ、そのときにですね、そのときに何かやっぱりエネルギーの関係でも一つつながりがあれば、そこをたどっていくということは一つの可能性としてあるんじゃないかと思います。
 以上です。

発言情報

speech_id: 120814396X00420220406_036

発言者: 畔蒜泰助

speaker_id: 34552

日付: 2022-04-06

院: 参議院

会議名: 資源エネルギーに関する調査会