蓮見雄の発言 (資源エネルギーに関する調査会)
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○参考人(蓮見雄君) ヨーロッパの戦略の中でもグリーンジョブということは言ってはいるんですけど、実は数字的にそんな大きな数字は出ていなくて、しかもグリーン化というのは実はデジタル化とセットでないと、つまり、再エネを使うにしても、実はそのリアルタイムで電源調整ができなきゃいけないので、デジタル化がないとグリーン化は進まないわけですね。そうしますと、そういう分野というのはそんなに直接に雇用を生むものではないという意味では確かに御指摘の点は当たっていると思います。と同時に、再生可能エネルギーとかを使うことによって、いわゆる地産地消みたいなことは可能になってくるんです。
それから、先ほど是非やっていただきたいと申し上げたリノベーション・ウエーブというような、断熱性能を、各家庭の断熱性能を高めていくというような策は、これは本当に地元にすぐ雇用を生みます。しかも、即効性が高いと。そういう部分はある程度期待できます。
ただし、一番の本丸はやはり産業です。先ほども言いましたけど、移行経路ということで、今結局石油、ガスに依存しているいろんな産業、例えば鉄鋼業なんかをじゃどうやって再エネ基盤に持っていくのかって非常に難しい問題なんですけれども、その個別産業ごとに事情が違うということを踏まえた上で、それこそ民間の現場の方々の意見も入れながら移行経路というのをしっかり考えていくと、それによってグリーンジョブを生み出すという可能性も開けてくるんだろうと思います。そういう意味では、その産業政策というのは一番重要だと私は思っております。