前田晃伸の発言 (総務委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○参考人(前田晃伸君) お答え申し上げます。
NHKは、ロシアによる侵攻前にウクライナの首都キエフに取材クルーを派遣し取材を行ったほか、侵攻が始まった二月下旬、NHKが契約しております現地の取材協力者やヨーロッパに駐在する複数の職員の記者やカメラマンがウクライナ国内で取材に当たりました。三月に入りましてからも、海外総支局や日本から派遣された記者やディレクター、カメラマンが、ウクライナのほか、ポーランドやルーマニア、ハンガリー、モルドバといった近隣の各国、そのほかのヨーロッパの各国などでも取材を行い、中継などの情報発信を強化するとともに、「NHKスペシャル」や「クローズアップ現代+」などの番組取材、制作に当たっております。
ウクライナ情勢をめぐりましては様々な情報が錯綜しておりますが、NHKに求められておりますのは正確な情報だということを肝に銘じ、一つ一つの情報を確認しながら日々の取材や報道に当たっております。
また、記者や解説委員だけでなく専門家にも出演いただき、一つ一つの事象の背景などを詳しく解説するなどの対応を進め、視聴者の皆様に多角的で深みのある情報をお伝えできるように努めております。さらに、国際放送、NHKワールドJAPANでも、ロシアによる侵攻以降、現地の住人や識者にリモートでインタビューを行い、欧米メディアとは違う視点も交えて最新状況を伝えております。
NHKワールドJAPANはインターネット同時配信を行っており、AIの自動翻訳機能を使い、英語以外の言語での字幕も提供しております。今回の事態を受けまして、ウクライナ語字幕を追加いたしました。また、ウエブサイトのニュース記事は英語やロシア語を含む十九の言語で提供しておりますが、ウクライナ語に精通した職員によりまして新たにウクライナ語でのニュース記事の提供を始めました。
引き続き、海外総支局と本部が緊密に連携し、職員やスタッフなどの安全にも配慮しつつ、機動的に取材体制を組みながら日本国内と国際社会に向けて正確な情報発信に当たってまいりたいと思います。