上月良祐の発言 (内閣委員会)
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○上月良祐君 自民党の茨城県選出の上月良祐でございます。
まず冒頭、申し上げます。
パラリンピックが開催されているその最中に、恐らく今この瞬間にも、子供さんを含め、ウクライナで一般の方々が多数殺されております。核施設への攻撃も含め、絶対にあってはならないことだと思っております。ロシアによるウクライナの侵攻、侵略に厳重に抗議し、強く非難をしたいと思います。
また、ただ一方で、暴力の前に平和を願うだけでは無力さを思い知らされる思いでもあります。同盟関係の重要性や自らの国を守る強い意思、あるいは対策の重要性、平和はどこかにあるものじゃなくて、自分たちでつくらないと得られないものだということを真剣に考えなければならないというふうにも思います。このことを申し上げ、質問に入らせていただきたいと思います。
まず、孤独・孤立対策について野田大臣に御質問させていただきたいと思います。
党で孤独・孤立対策の特命委員会あるいは不安勉強会の事務局長をずっと務めております。計画も政府でできまして、一年前を思うとかなり隔世の感もあるなというふうに思ってもおります。今国会でまた質問するチャンスもあると思っておりますので、野田大臣には大枠の質問だけ二つさせていただきたいと思います。
デジタル化とか少子高齢化、核家族化といった社会経済環境が大変大きく変化をしてきております。むしろ、会社の中でも地域でも、どちらかといえば望んで人と人との関係性を希薄化してきたのが実は我々の最近の姿じゃなかったかなと思います。その帰結として孤独・孤立問題というのが深刻化してきている、まあ当たり前のことといえば当たり前のことなんだというふうに思います。
きずなが強調はされますけれども、データをちゃんと見てみると、日本の孤立率は、アメリカの五倍、イギリスの三倍高いということもあります。また、自殺者が減少してきていた直近十年間でも小中高校生の自殺者数はほぼ一貫して増えてきておりますし、一昨年は過去最高となっております。思い込みではいけない、現実を直視しないといけないんだというふうに思っております。コロナ禍で大変深刻化したり顕在化しているんですが、実はその前からあった問題でありますので、当面の緊急的な対策に加えて、より根本的、根源的な対応も必要だというふうに強く感じておるところであります。
今、実態調査をやっているということで、初めての調査をやっておりますが、野田大臣は我が国における孤独、孤立の現状をどんなふうに捉えておられるかということと、様々な対策が必要なんだと思いますけれども、そもそも問題が起こらないような、孤独、孤立にならないような施策こそ本当に重要だと、まあ予防というんでしょうか、それこそ本当に重要だと思います。つながりをつくることとつながりのある社会をつくることは実は似て非なるものだと思っておりまして、つながりを一つ一つつくっていくことも大切なんですが、つながりのある社会、予防ができる社会こそ一番重要だと思って、それこそが究極の役割じゃないかと思っておりますが、この点につきまして野田大臣の見解を教えていただきたいと思います。