江口純一の発言 (内閣委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○政府参考人(江口純一君) お答えいたします。
組織における事業活動におきまして、全てを組織内で完結するというのは非常に難しくなってきております。そのため、パートナーと連携をして、いわゆるサプライチェーンを構築をして事業を行うということになっておるというところでございます。また、委員の御指摘のとおり、サプライチェーンにつきましては非常に複雑化をしてきているということと考えておるところでございます。
その上で、そのような中で、サイバー攻撃の手法というのは年々高度化しており、昨今ではサプライチェーンの中でセキュリティーが脆弱な部分が狙われるというような形になってきております。
こうしたサイバー攻撃は、攻撃を直接受ける企業への影響にとどまらず、取引先や委託先を経由した標的とする企業への不正アクセスですとか、またサプライチェーンの寸断によって製品の納入が困難になることなど、サプライチェーンを通じて広く影響を及ぼす可能性があることから、海外拠点、中小企業を含め、サプライチェーン全体でのセキュリティーレベルの向上というのが極めて重要であるということと考えております。
このため、経済産業省といたしましては、業種別のセキュリティー対策のためのガイドラインを策定し、意識啓発に努めているほか、産業界主導で設立をされましたサプライチェーン・サイバーセキュリティ・コンソーシアムとの連携によります業界ごとの取組の横展開などの取組を行ってきたところでございます。
特に、昨今の情勢からサイバー攻撃事案のリスクは高まっております。経済産業省からは、先月以降二度にわたりサイバーセキュリティー対策の強化につきまして注意喚起を行っているところでございます。
実際に、例えば自動車業界におきましては、業界向けのサイバーセキュリティガイドラインというものが策定をされまして、これに基づき、取引先を含めたサプライチェーン全体でのセキュリティー対策状況を点検するといったような活動が進められているものでございます。
経済産業省といたしましても、こうした業界ごとの動きともよく連携をいたしまして、産業分野のセキュリティー確保に努めてまいりたいというふうに考えております。