天野妙の発言 (予算委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○参考人(天野妙君) こうして子供、子育てに関することを国会で議論いただき、政府、与野党の皆様、誠にありがとうございます。子育て世帯を代表して御礼申し上げます。
さて、今日は、私たちの元に届いている中間層の皆さんの声をまず御紹介をさせてください。
男性……(発言する者あり)御声援ありがとうございます。
男性。一生懸命働いた、子供をたくさんつくった、お金が稼げるようになってきたのに、所得制限の存在を知って働く意欲が減退している。
女性からです。小さな子供が三人いますが、扶養控除がありません。仕事と家庭の両立で死にそうなのに、所得制限があることばかり。子供を複数産んで働くのは損だと感じています。
高齢出産の御夫婦です。高齢出産で夫婦の年収が高くなるのは必然。なのに、遠くて不便な保育園しか割り当てられず、保育料も高い。老体にむちを打ってもう疲れた。
お医者さんです。二千万の借金をして医学部を卒業した。住宅ローンは控除があるのに奨学金にはなくて、高額所得という理由で様々なことから排除されていて苦しい。二人目はつくれない。
単身赴任の世帯からです。単身赴任手当も年収に含まれ、所得制限されている。実質、親子の世帯の毎月の生活費は七万円、とてもつらいです。
子供たちからはこんな声も届いています。
女子高生です。公立高校は一校しか選べません。しかも、東京都の女子は入試が差別されています。親の合計所得が六百万、希望ではない公立のランクを下げて受験をした。なぜ友達は希望の私立に行けているの。
中学生男子です。給付金十万円が学校でも話題となり、俺はゲーム買ってもらうよ、おまえはという会話にどう反応していいのか分からない。
大学生です。僕が返済する奨学金なのに、なぜ親の収入で借りられないの。
こうした声を聞くにつれ、所得制限は出産制限や就労制限につながっていると思います。もとより、就労意欲や子供の学びの意欲の減退につながっていると感じています。子供を主人公として見たとき、子供同士の分断をつくっていることが大きな課題と考えています。