池上清子の発言 (政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会)

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○参考人(池上清子君) 御質問ありがとうございました。
 長崎大学のことをよく御存じで、すごい心強く思っております。ありがとうございます。
 長崎大学には、アジアではベトナムが拠点、そしてアフリカではケニアが拠点ということで、大きく二つ拠点を持っております。
 今、COVID―19についての御質問ですけれども、人口の多いところで確かに変異は起こりやすいということはあるとは思うんですが、それに対応するような形でせっかく今ワクチンがあるわけですよね。ですが、そのワクチンが、必要な人のところにワクチンが届いていないというのが多分アフリカで一番大きな課題だと思われます。
 それは、アクセスが悪いということも一つですけれども、医療体制の中でワクチンを扱えるような、例えばマイナス八十度の冷蔵庫が確保できるのかどうか、また、道の悪い雨季の場合、ぬかるみになってしまってもう車が動かない可能性があるようなところで、どういった形でワクチンが提供できるのかというところに懸かってくると思います。
 アフリカの中でも、先ほどちょっと図、図というか表の中でお見せしましたけれども、チャドはたった六%しかまだワクチン受けている人がいません、人口の六%。一方で、二〇%、三〇%受けているという国もあります。ですので、アフリカといって一概にひっくるめて言うことはなかなか難しいので、多分、できていない、ワクチンの接種が進んでいない国というのは保健医療のシステムが悪い国が多いと思うのである意味で言ったらば、そのワクチンだけを取り上げるのではなくて、保健医療全体のシステムをユニバーサル・ヘルス・カバレッジのような、UHCというふうな形で強化していくということが必要なのではないかと思われます。
 ありがとうございます。

発言情報

speech_id: 120815359X00720220422_014

発言者: 池上清子

speaker_id: 13156

日付: 2022-04-22

院: 参議院

会議名: 政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会