池上清子の発言 (政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会)

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○参考人(池上清子君) 御質問ありがとうございます。
 すごく大きな課題を先生提示されていらっしゃいますけれども、今までも、アフリカは結構独裁政権というのがありまして、例えば、ケニアで、欧米の支援を、欧米の国は支援を止めたのに日本は止めなかったと、何で止めないんだというふうなことを言われたこと、私自身も質問をされたこともあります。
 それはおいておきまして、やはりそれぞれの国でどういう政治的なレジームになるかということは、やはり最終的には解決しなければならない問題、先生おっしゃったように、法の支配ですとか自由ですとかという非常に重要なコンセプトが守られていないという社会で本当の意味の個人の自由が守られるかというと、それはもう絶対あり得ない話なので、それを基本的なところで守っていくというのは重要ではありますが、そうでない国が既に存在しているわけですよね。じゃ、そこにどうすればいいのかという話、それはやはり緊急人道支援しかないと思うんですよね。
 ですから、もし万が一、日本がそういう状況に置かれた、つまり援助をしなければいけないと分かっているけれども政治的にするのが難しいというときには、やはりNGOを通じるというのが一番早いのかなという気がいたします。
 先生最後におっしゃられました国際NGOというのを日本でどういうふうに育てたらいいかという話ですけれども、もう既に、国際NGOとは言っていなくても活動の範囲が国際的になっているNGOが数多くあります。しかも、エマージェンシーに関して動いているNGOというのが、UNHCRと連携を組んでいるNGOだけでも二十弱あります。ですから、そういうところと連携を取りながら、NGOの人たちの能力とその組織力というのを一緒にやっていくというのが一番いいのかなというふうに思います。

発言情報

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発言者: 池上清子

speaker_id: 13156

日付: 2022-04-22

院: 参議院

会議名: 政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会