2022-04-22
参議院
池上清子
政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会
池上清子の発言 (政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会)
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○参考人(池上清子君) 御質問ありがとうございます。
ジェンダーの問題というのは最近どこの国でもすごく重要だと言われていますし、国際機関が支援をするときにジェンダーをきちんと考えているかどうかということは金額の多寡に関わってくるというくらい最近はいろいろ影響を与える要因の一つということになってきていますけれども、それでもいまだに、ジェンダーの話を考えたときに、やはり平等というのは非常にまだまだこれから先やらなければならないことが山積しているというのが、アフリカだけではなくて日本もそうだと思いますけれど、あると思います。
その中で、今日御紹介しましたプランの活動の中で、男の子を一緒に、女の子しか集めないで例えば保健医療の教育をする、例えば月経の話をするとかいうときに男の子も一緒に入れて男の子の理解も促すというふうな形で、それは、子供が生まれるというのは女の人だけの問題じゃなくて男の人の問題でもあるというのを若いうちからきちんと生物学的な違いを踏まえた上で教育をするというふうなことが一つ効果が上がっていると。将来大人になったときに、ジェンダーということを、ジェンダージェンダーというふうに考えなくても、普通に、ああ、男の人と女の人が一緒に考えればいいのねという非常に自然な人間関係ができてくるという報告があります。それが一つ。
それからもう一つ、アフリカ、中東などで言われていますFGMという女性性器切除の問題というのがあります。女性性器切除の問題というのも、隠されていた、余り公にされていないアジェンダではありますけれども、そのFGMの解決に一番大きな役割を果たした又は果たしているというのは、その彼女の、女の子の父親がFGMに反対するということなんですね。つまり、ジェンダーの話というのは女性はもう分かっているので、女性に対して情報を出すというのも必要なんですが、それ以上に、今の段階では男の子や男性やお父さんたちにきちんとした情報と御理解をいただくという、そういう事態になってきているのかなというふうに思います。
ありがとうございます。