2022-04-22
参議院
池上清子
政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会
池上清子の発言 (政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会)
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○参考人(池上清子君) 御質問ありがとうございます。
アフリカは一概にくくれないという話を何回か申し上げましたけれども、一つの国の中でも都市と地方の格差というのはかなりあります。日本よりも格段に格差は広がっているというか、広いと、大きいと思います。
それの一つの理由というのは、地方で子だくさんなわけですよね、出生率が高い。そうすると、子供がたくさん生まれる、で、生まれて育つわけですね。つまり、今保健医療の状況が少しずつ良くなっているために、昔だったら十人子供を産んでも例えば二人、三人、四人は亡くなってしまうという状況だったのが、十人産んだら十人大体育つような、そういう、これは喜ばしいことではあるんですけれども、そういう状況になっています。
ということは、子供が育つ、生まれて育つということは喜ばしいことなんですが、それが社会全体にどういうインパクトを与えるかというネガティブな面をもう少し考えていかないといけないという状況になっていると思うんですね。ですから、そこでやらなければいけないことというのは、一つは、欲しい子供の数、欲しい子供を欲しいように産めるような、そういった教育とかサービスというのがアフリカでは今後とも必要になってくると思います。
同時に、二〇五〇年は世界中のおおむねどの国でも高齢社会になります。だから、人口的に言うと、高齢者、六十五歳以上がやっぱり七%以上の国ばかりになるわけですよね。そうすると、アフリカも、二〇五〇年以降は、若い人もたくさんいるけれども高齢者もいるという、そういう社会になります。
今のように一%、二%だけが高齢者というわけではないという社会の中で、じゃ次に何をしなければいけないのかということが問われてくると思います。そのときに必要なのは、やはり都市と地方の格差をどう縮めるかという、そういう政策的な議論がそれぞれの国の中でされるべきじゃないかというふうに思っています。
ありがとうございます。