上杉謙太郎の発言 (外務委員会)
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○上杉委員 ありがとうございます。
この交渉に当たっては、本当に外務省さん、農水省さんは懸命に努力していただいたんだというふうに思います。国内の生産者また産業を守るために一生懸命やってくれたというふうに思っておりますので、本当に感謝をしたいというふうに思います。
輸入に関して、守るということもそうでありますけれども、やはり攻めの方も大事でありまして、ちょっと踏み込んでまた御質問したいと思いますが、今度は農水省さんにお伺いしたいと思います。
今、農業という点でいえば、和牛を始め国内産牛の国内のマーケットは縮小傾向にあるわけであります、人口減少もしているわけでありまして。これは、牛肉のみならず、米を始め、いろんなものがそうであります。だからこそ、国内マーケットが縮小していく中で、農家の皆さんを助けるためには外に活路を見出さなければならない。だからこそ、農水省も五兆円の目標を出して農林水産品の輸出をしているというところであります。
そういったときに、日米貿易協定合意時に、別のWTOの方でありますけれども、複数国枠のアクセス、対米輸出に関してこれがあって、元々、日本からアメリカに和牛を輸出するというときは二百トンしかできなかったものが、六万四千八百五トンの別の枠があって、加えると六万五千五トンまで輸出できる、そういう状況になったわけであります。ここをしっかりと使って、日本の縮小マーケットの部分をしっかり外に出していって、輸出をしていくというのが大事であるわけであります。ここ数年これで和牛の輸出はどんどんどんどん増えてきたわけでありますが、ここをしっかりとやっていかないといけない。
ただ、これは複数国枠でありまして、ブラジルだったり、イギリス始めヨーロッパだったり、みんなそろって全部でこの枠ということでありますから、ある意味、取り合いにもなるということであります。
ここは、この日米貿易協定と併せて、アメリカ側と交渉して、この六万五千五トンの中からしっかり日本の枠をどんどんつくっていく、増やしていくということが日本の国内の畜産農家、和牛、国産牛の生産者を助けていくことになると思いますけれども、いかように御努力されているか、農水省さんから御答弁いただけますか。