林芳正の発言 (外務委員会)

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○林国務大臣 今御指摘がございましたように、国際保健は、人の健康に直接関わるのみならず、経済、社会、安全保障上の大きなリスクを含む重要な課題であると認識しております。特に、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジの達成、これは人間の安全保障の推進に当たって不可欠な要素の一つでございます。
 そのような考えの下で、我が国は国際保健を外交の柱の一つとして据え、これまでUHCの達成を国際社会で主導してまいりました。政府として、本年五月に策定したグローバルヘルス戦略でも、新しい時代に即したUHCの達成を重要な政策課題の一つと位置づけるなど、国際保健に積極的に取り組んでおります。
 特に、今般の新型コロナ感染症対応では、途上国を含むワクチンへの公平なアクセスの確保のためのCOVAXファシリティーへの合計最大十五億ドルの財政貢献を始め、総額約五十億ドルの途上国支援を力強く実施してきております。
 また、エイズ、結核、マラリアの三大感染症対策や保健システム強化のため、岸田総理が、グローバルファンドへの最大十・八億ドルの貢献、これは八月のTICAD8及び九月の増資会合で表明したところでございます。
 来年前半を目途に行う開発協力大綱の改定におきましても、国際保健を含む地球規模課題への対応を柱の一つとしてしっかり位置づけるとともに、G7広島サミットも念頭に、将来のパンデミックに対する予防、備え、対応の強化に資する国際的枠組み強化、また、新型コロナで後退した国際保健課題への対応に取り組み、国際社会におけるUHCの達成に向けた取組を主導してまいりたいと考えております。

発言情報

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発言者: 林芳正

speaker_id: 30011

日付: 2022-11-11

院: 衆議院

会議名: 外務委員会