保坂伸の発言 (経済産業委員会)
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○保坂政府参考人 お答え申し上げます。
まず構造的要因でございますけれども、そもそも、ここ数年、LNG市場に関係をいたしますガスの上流投資、石油も含めてでございますけれども、上流投資につきまして、過去の油価低迷と脱炭素化の流れの中で上流投資に滞りが見られておりまして、構造的に需給が逼迫するおそれがあるというふうに私ども分析しておりまして、IEA等にもそういう問題意識を伝えていたところでございます。
これに加えまして、昨年の秋頃から、経済の回復や風力発電の不調などによりまして、欧州などにおきましてLNG、天然ガス需要が増加したこと、さらに、本年二月のロシアによるウクライナ侵略に伴いまして、ロシア産天然ガスの代替を求める動きが重なったことで、LNGの需要が一層高まったということだと考えております。
さらに、来年以降でございますけれども、中国がコロナ後について経済が回復してくることに加えまして、欧州のLNG受入れ能力が拡大をすれば、より一層LNGの需給が逼迫してくるということを予想しているところでございます。
我が国におきましては、LNGの多くを長期契約で調達してきたことも寄与しまして、欧州などと比べまして、足下では安定した確保はできておりますけれども、世界的にはLNGの争奪戦とも言える厳しい状況になってくるというふうに認識をしているところでございます。