林芳正の発言 (外交防衛委員会)
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○国務大臣(林芳正君) 今、堀井委員からお話がありましたように、このミュンスターというところ、私、実際に、最初の日程表にはミュンスターの市役所というか市庁舎でやると書いてございましたが、実際行ってみますとその場所がまさにウェストファリア条約を調印した場所であって、G7のプレナリーの会合の場所の部屋そのものが平和の間というところで、実際にそこで署名が行われた場所であったわけでございまして、まさに今おっしゃっていただいたように、ウェストファリア条約、すなわち主権国家というものがヨーロッパでスタートしたその場で行うということは、非常に象徴的な意味があったと私も考えておるところでございます。
その大本をつくっているこのロシアによるウクライナ侵略、これはまさに欧州のみの問題ではなくて、国際秩序の根幹を揺るがす暴挙でありますので、こうした中で、基本的価値や原則を共有する欧州との連携強化、極めて重要でございます。
私も、海外出張を含めて対面による二国間、また国際会議への出張、出席の重要性というのを改めて認識をしております。
四月にポーランドに総理特使として参りまして、その月に今度はブラッセルでNATOの外相会合がございました。これは日本の外務大臣として初めての出席になりましたが、その際に開催されたものも含めまして、今年はドイツの議長国の下で開催されたG7外相会合、対面で五回、全体で十回のうち対面が五回だったわけですが、こうした中で、同志国との連携強化、会談を実施した各国との協力強化ということで一致をいたしました。G7以外にも、ASEANや中央アジア、大洋州、アフリカと各地へ足を運びまして、やはり実際にお会いしてお話をすることによって各国外相との関係を深めることができたと、こういうふうに思っております。
ウクライナ情勢への対応ももちろんですが、インド太平洋が掲げる法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持強化のためにも、出張の機会などを活用して積極的な対面外交、これを欧州を含む様々な地域で推進してまいりたいと思っております。