長谷川利夫の発言 (厚生労働委員会)
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○参考人(長谷川利夫君) ありがとうございます。
もちろんいろいろあるんですけれども、まず、もう国が大方針を掛ける、作ることが第一です。今回、身体拘束を限りなくゼロにするという言葉が、結局、不適切な身体拘束をゼロにするということで、何もしないというふうなことになってしまった。もうそのメッセージのマイナス要素は計り知れないものだと思います。これはやっぱりニュージーランドなんかでもそうですけれども、やっぱり身体拘束を本当に減らしていった国というのは、まず国が減らすということです。
例えば、都内のある病院で、ある病棟の看護師長さんがすごく頑張って、身体拘束をその病棟だけゼロにした病院があります。ただ、その師長さんがほかの病棟に移ったら、そこの病棟、また身体拘束が復活しちゃったんですね。これは何でかというと、病院がそういうなくすという大方針を立てていなかったからです。だから、それはそのまま相似形の関係にあって、国がやっぱり大方針を立てない限り、現場はなかなか動かない。まず、国がきちんと、先生方及び厚生労働省が関与して、きちんとそういう方針を立てるということが第一だと思います。