柴愼一の発言 (財政金融委員会)
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○柴愼一君 おはようございます。立憲民主・社民の柴です、柴愼一です。よろしくお願いいたします。
議題であるいわゆるFRC報告について重要だというふうに思いますが、私からは、今の日本社会が直面する課題、物価高への対応に当たっての賃上げに向けた対応について申し上げたいというふうに思います。
アベノミクスで目指してきた二%の物価目標ですが、物価目標、日銀の金融政策では実現しなかったものが現在のコストプッシュ型の物価高騰によって起こっています。そして、賃金が上がらない中での物価高騰は、国民生活を直撃しているということです。来年春の春季生活闘争に向けてどのように賃上げを実現していくのか、そのことについて意見を申し上げ、政府の見解を求めたいと思います。
国際情勢の不安定化などによる物価高は世界的な傾向です。日本だけが違うのは、各国の賃金が上がっているのに日本だけが上がっていない、賃金が上がらないということ。そしてこれは、賃金上がらないのはここ最近のことではなく、もう二十年以上も続いているんだと。これまではデフレだったので余り大きく問題になっていなかったのかもしれませんが、この臨時国会の冒頭の岸田総理の所信表明演説でも、なぜ日本では長年にわたり大きな賃上げが実現しないのかということを言っていまして、そこにはやっぱり、好循環が機能しないという構造的な問題があるんだというふうにおっしゃっています。
大臣にお聞きします。なぜ日本では賃上げが進まないのか、政府の認識をお聞かせください。