鈴木俊一の発言 (財政金融委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○国務大臣(鈴木俊一君) 柴先生がただいまお触れになりましたとおり、我が国では、一九九〇年代のバブル崩壊以降、低い経済成長と長引くデフレによりまして、企業は投資や賃金を抑制をし、消費者も将来不安などから消費を減らさざるを得ず、結果といたしまして、需要が低迷をする、デフレが加速をする、企業が積極的に賃上げを行う環境が整わないということが続いたと考えております。
アベノミクスによりまして、デフレではない状況をつくり出しまして、二%程度の賃上げは実現をいたしました。ただ一方で、雇用者全体の一人当たりの賃金は、全体として雇用が増加する中で相対的に賃金水準の低いパートで働く方の比率が上昇したことなどを要因として、デフレではない状況でも賃金が伸び悩んでいると考えているところであります。
こうした中、長年にわたって大きな賃上げが実現しないという我が国の構造的な課題に対応するために、賃上げが高いスキルの人材を引き付け、企業の生産性を向上させ、それが更なる賃上げを生むという、そういった好循環が機能する状況をつくっていく必要があるんだと考えております。
政府といたしましては、こうした認識の下、今般の経済対策でも構造的な賃上げの実現に向けた取組を進めることとしているところでございます。