野村哲郎の発言 (農林水産委員会)
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○国務大臣(野村哲郎君) 私も地元でこの物価対策、特に肥料の値上げ、あるいはまた燃料の値上げ、あるいはまた生産資材、ほかの生産資材もそうでありますが、全て高くなってきている、これでは農業を続けられないよという声はいっぱい聞いております。
したがいまして、今までやったことを申し上げますと、配合飼料の価格安定制度の異常補填基金に六百六十五億を積み増ししましたし、九月には価格の高止まり等に対応するための飼料価格高騰緊急対策として予備費で五百四億を計上したところでございまして、こういったところを予算面での対応をしながら、できるだけ今のこうした状況を何とか乗り越えていただきたいと、こんなことを思いつつも、ただ、これだけでは不満足だという声もあることも事実でございますので、今度の経済対策でどういったことがまたできるのかという検討をさせているところでございます。
また、肥料につきましては、本年の予備費より七百八十八億円を措置して、本年度の秋肥とそれから春肥、来年の春肥までを含んで、総理の方から言っていただきましたけれども、七割を補填するということにしておりまして、この七割補填についてもいろいろ御議論があるということも十分承知いたしておりますが、何しろ化成肥料をできるだけ減らして、そして国内のあるもの、例えば堆肥の活用であるとかあるいは汚泥の活用であるとか、いろんな国内にあるものの資源を使って肥料の削減をしていくということが今後求められてくるのではないかと、こんなふうに思っておりますが、いろんな形で、七割補填はあるけれども、それから一割も低減しろとか、こんなことも中にあるじゃないかとかいろいろおっしゃっておられますが、要は、私どもの狙いは、七割の補填はやりますが、できるだけ肥料を減らしていく、そういった取組を是非してほしいと、こんなふうにも思っております。
それはなぜかといいますと、やはり土壌診断をしてみたら余りにも過剰な肥料が施肥されていたとか、いろんな結果が出ておりますから、土壌診断等をしていただきながら適正な肥料の施肥に努めていただきたいと、こんなふうに思っておりまして、是非とも、今後は国内にあるものの活用を是非ともさせていただきたいと思います。
ちなみに、ちょっと長くなりますが、私の鹿児島では、既にもう経済連が、牛、それから豚、鶏の排出物、ふん尿を活用しまして、今度の秋肥、特にお茶の肥料でありますが、全てこれは堆肥からの肥料を配布したということで、化成肥料はほとんど使わないということをやっております。
そうなりますと、二次的な効果として何があったかといいますと、実は、特にアメリカだとかEUへお茶を輸出しておるわけですが、ここはほとんど有機の農業でないと、お茶でないと輸出ができません。これらが本当に可能になってきたということでありますので、こういったことを地の利を生かして、畜産県鹿児島でありますので、早く取り組んでいただいたなということを誇りに思っておるところでございます。