赤池誠章の発言 (文教科学委員会)

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○赤池誠章君 ありがとうございました。
 学力の三要素を確実にするために、今般の学習指導要領には、いわゆるアクティブラーニング、主体的で対話的で深い学びと、一方的に先生が教えて暗記して試験で確認するみたいなことも当然基礎力としては大事ですが、それだけではなくてということで、学校の現場で様々な情報端末も活用して取組がなされていることを聞いております。
 その中で、私は、国際バカロレアという国際的に通用する大学入学資格の教育課程が大変参考になるのではないかと思っております。
 重要なのは、英語教育という外国語の取得というだけではなくて、国際バカロレアには小論文作成というのが求められております。この論文を書くということは、引用の使い方やその形式の習得を含めて、まさに論理的思考と表現の最たるものではないかと感じているからであります。
 我が国においては、大学院では当然論文が必須となっておりますが、残念ながら、大学、短大、専門学校の高等教育機関では、理系は必須ですが、文系、法学部とか教員養成とかってなると何か論文が必須とはなっていないところもあります。また、高校段階では、一部中高一貫の進学校では実施をされているということも聞いております。
 実は、大分市教育委員会では、教育長の指導力の下で、全小中学生が卒業時にレポート、作文を作成するということを義務付けてあるという、そんなような取組もあるわけであります。高等教育機関はもちろんでありますが、初等中等教育機関においても、発達段階に応じて総合学習の時間を使って発表はなされておりますけれども、それぞれ、小論文、レポートを作成するということを義務付ける、促すということも大変大事ではないかと考えております。当然、それを指導する教師の研修、育成というのも必須となります。
 国際的に通用するというのは、語学はもちろんでありますが、その論理的思考、表現力、それは冒頭述べましたように、認知戦、情報戦にも巻き込まれない人材育成につながるわけでありますので、是非、文部科学省においてはお取組をいただきたいと存じます。
 次に、体力向上策について伺いたいと存じます。
 昨年、我が国では、コロナ禍の中、東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開催をされたところであります。五十八年前の前回、昭和三十九年の東京大会では、それを契機として運動、スポーツ熱が高まり、国民、特に子供たちの体力向上に大いに貢献したと言われております。
 しかしながら、今般の大会は、コロナ禍もあって無観客となったことでなかなか体力向上につながりにくいという状況の中、以前からのネットやゲームの普及もあって、子供たちの体力低下が指摘をされているところであります。
 所管するスポーツ庁では、運動、スポーツによる生涯にわたる健康増進、特にその出発点となる子供の体力向上策にどう取り組んでいるのか、その見解を伺います。

発言情報

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発言者: 赤池誠章

speaker_id: 5194

日付: 2022-10-27

院: 参議院

会議名: 文教科学委員会