赤池誠章の発言 (文教科学委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○赤池誠章君 ありがとうございました。
学校での働き方の見直しというのは、従来の学校習慣から脱する必要があるということを痛感をしております。要は時間管理でありますから、やっぱりしっかり時間を前提にしてどうするかということであります。
そういう面では、例えば、家庭から学校までの通学路の安全確認等は教職員ではなく家庭や地域にお任せをするとか、学校に来てからは、一人一台の情報端末を整備しているわけでありますから、その習熟を進めていけば、従来の授業時間を五分程度短縮するということも当然できるわけでありますし、さらに、学習指導要領に認められた現行の総時間数以上に学校現場がなさっているという実情も聞いておりますから、それはその時間に収めていくとか。先ほど局長からも指摘ありました、短縮授業の午前五時間制という形で、これは大変すばらしい試みだと思っております。午後の授業は体育や図画工作、実験等の連続授業としたり、個別最適化の学びとして補習や発展的な学習を行うと。そうすることで、先生方も授業の時間、それから研修、さらに打合せに使われていくということにもなると思います。
それから、子供たちの放課後は、学童保育や放課後子供教室、地域に任せ、部活動はやりたい教師と外部の部活動支援に任せていくということも大事であります。これは全て目黒区の全小学校、私も視察いたしましたが、導入されて実績が出ているということでもあります。
そして、局長も言いましたように、地域の受皿が何よりも大事であります。それが学校運営評議会と地域学校協働活動を併せたコミュニティ・スクールだと考えております。同制度は、最新の調査で公立小学校では半分まで導入が進んだというふうに聞いておりますが、これやっぱり必置化に向けて予算支援、そして法令改正など行うべきだと考えます。
次に、不祥事を乗り越えるための組織改革について伺います。
残念ながら、先般、文部科学省の不祥事がまたもや発生しました。国家公務員として、また道徳を始めとした教育分野、また真理探求という科学技術をつかさどる文部科学省の度重なる不祥事については、猛省を促したいと思います。
八年前の平成二十六年に、私、文部科学大臣政務官、一年間務めさせていただきました。文科行政に携わった経験から、このままでは文部科学省は不祥事を起こしかねないと、六年前、平成二十八年三月、当委員会で文部科学省の組織体制の問題を指摘して意識改革をすべきだと質問しました。その後も同様の質問を続けておりましたが、残念ながら不祥事が次々と現実になってしまいました。
文部科学省の幹部の部屋には、森有礼初代文部大臣の自警の書が掛かっております。初代文部大臣は、文部行政の重要性とともに、最後に、「その職に死するの精神覚悟せるを要す」と結んでいるわけであります。
改めて、現代的な意味として文部科学省にその覚悟があるのか、意識を変え、組織をどう変えていこうとしているのか。既に五年にわたる省改革がなされてきているわけでありますから、その成果と課題、進捗状況を伺います。