窪田充見の発言 (法務委員会)

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○参考人(窪田充見君) 申し訳ありませんでした。
 御質問いただき、ありがとうございます。
 一つは、嫡出推定の制度の見直しということで触れた中でありました協議離婚に関しての御質問であったと理解しております。
 私の中でも、協議離婚を廃止するというのは考え方としてはあり得るかもしれないけれど、それほど簡単ではないのではないかということを申し上げましたが、私自身は、協議離婚の一番大きなメリットとしては、非常に簡便であるということ、それ自体がメリットではないかと思っております。国によっては非常に宗教的な意味も元々持っていた婚姻において、それが本来は婚姻の解消というのは制度としてなかったという歴史的な背景もある、西洋においては。それに対して、我が国において、合意によって成立する婚姻が合意によって解消されるというのは、それ自体としてはそれほど不自然なことではないのではないかと思います。
 ただ一方で、課題としてありますのは、非常に簡単な形でなされ、公的機関が関与しないことによって、場合によっては何か非常に一方的な犠牲を払うような形での離婚、要するにいろんなことを諦めるから離婚してちょうだいといったようなことが第三者や公的機関の介入によって制御することができないといった問題があるんだろうと思います。そうした点は協議離婚に関して現在でも抱えている問題だろうと思います。
 それから、懲戒権の廃止に関してなんですが、先ほど申し上げたように、民法の規定を改正すれば済むというわけではないと思うんですが、その際には、当然ですけれど、これまでもそうであったように、児童福祉法であるとか児童虐待防止法であるとか、必ずしも法務省の所管の法律だけではなくて様々なもの、恐らく文科省の所管による学校におけるそうした問題とも整合的な運用を図っていくということと、ルールを明確にするだけではなくて、そのルールを実際に実現していくための仕組み、場合によっては警察が関与するであるとか、そうした仕組みも整備する必要があるというふうに考えております。その一部はもう既に現在なされているというのが私の認識でございます。
 以上です。

発言情報

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発言者: 窪田充見

speaker_id: 6231

日付: 2022-12-06

院: 参議院

会議名: 法務委員会