西村康稔の発言 (予算委員会)

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○国務大臣(西村康稔君) お答えします。
 二〇五〇年カーボンニュートラルの実現に向けましては、電化や水素化等による脱炭素化、これを最大限進めたとしても排出されるCO2があります。これを回収し地下に貯留する御指摘のCCS、これが必要となってまいります。CCSは脱炭素化の最後のとりででもあります。CCS、さらにはそれを活用するCCUS、これなくしてはカーボンニュートラルなしと言っても過言ではないというふうに思います。
 こうした中で、お地元の北海道苫小牧市の沖合二キロの地点で、海底から更に千キロぐらい、あっ、千メートルぐらい深いところで、二〇一六年から一九年にかけまして我が国で初めて三十万トンのCO2貯留を達成できた、これは非常に大きな成果だというふうに思います。地元の皆様あるいは関係者の皆様の御尽力、御協力に対して改めて感謝申し上げたいと思います。特に、割と都市部から近いところに貯留するということで、世界的にも注目をされております。この成果を是非事業化に生かし、今後全国に広げていくことが重要な課題だというふうに認識をしております。
 御指摘のように、三〇年までの事業化を目指して、コスト低減、適地開発、事業化、そのための環境整備といった様々な課題について有識者による検討会で議論を行ってきたところであります。本年五月に、国内法整備の必要性や今後の政府支援の在り方など、中間取りまとめを公表しております。
 現在、これを具現化するためのワーキンググループで、特に先行している欧米の取組、これは分離回収、輸送、貯留のバリューチェーン全体を支援する補助制度、こういったものがありますので、これを参考とした政府支援の在り方などを検討しているところであります。
 今後とも検討を深め、可能な限り早期に法整備を行って取り組んでいきたいという考えでございます。

発言情報

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発言者: 西村康稔

speaker_id: 6755

日付: 2022-12-02

院: 参議院

会議名: 予算委員会