林芳正の発言 (安全保障委員会)

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○林国務大臣 我が国として、ウクライナ情勢をめぐる中国の動向を注視をしております。しかしながら、ウクライナが懸命に祖国を守る努力を続ける中で、ウクライナの将来を決める交渉にいかに臨むべきか、これはまさにウクライナの人々が決めるべき問題であります。
 この点、中国外交部が発表したウクライナ危機の政治的解決に関する中国の立場と題する十二項目から成る文書について、今お触れいただきましたように、ゼレンスキー・ウクライナ大統領は、理解できる点も同意できない意見もあるとした上で、全てのロシア軍の撤退が規定されていないのであれば不適切であると述べたと承知をしております。
 さらに、ロシアはウクライナに対する攻撃を現在も続けているほか、プーチン大統領は、併合したウクライナの一部地域、これは交渉の対象ではないと述べるなど、実質的な歩み寄りを示す兆し、これは一切見られないわけでございます。
 また、日中関係についてですが、日中間には、様々な可能性とともに、数多くの課題や懸案が存在いたします。同時に、日中両国は地域と世界の繁栄に対して大きな責任を有しております。
 昨年十一月の日中首脳会談で得られた前向きなモメンタムを維持しながら、主張すべきは主張し、責任ある行動を強く求めつつ、諸懸案を含めて対話をしっかりと重ね、共通の課題については協力する、建設的かつ安定的な関係、これを日中双方の努力で構築をしてまいります。
 この点、先般私が訪中した際にも、秦剛外交部長、王毅中央外事工作委員会弁公室主任、李強総理に対し、我が国の立場、これを改めて伝達したところでございます。
 中国との間では、引き続き、首脳、外相レベルを含めて、あらゆるレベルで緊密に意思疎通、これを行っていきたいと考えております。

発言情報

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発言者: 林芳正

speaker_id: 30011

日付: 2023-04-13

院: 衆議院

会議名: 安全保障委員会