林芳正の発言 (外務委員会)

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○林国務大臣 日中関係につきましては、日中間には、今お話のあったような、尖閣諸島をめぐる情勢、さらには邦人拘束問題を始め、様々な可能性とともに数多くの課題や懸案が存在するわけでございます。同時に、日中両国は地域と世界の繁栄に対して大きな責任を有しております。
 昨年十一月の日中首脳会談で得られた前向きなモメンタムを維持しながら、主張すべきは主張し、責任ある行動を強く求めつつ、諸懸案を含めて対話をしっかりと重ねて、共通の課題については協力するという建設的かつ安定的な関係を日中双方の努力で構築してまいります。
 この点、先般、私が訪中した際にも、秦剛外交部長、そして王毅中央外事工作委員会弁公室主任、そして李強総理に対して我が国の立場を改めて伝達いたしました。
 引き続き、首脳、外相レベルを含めて、あらゆるレベルで緊密に意思疎通を行っていきたいと思っております。
 ロシアですが、ロシアによるウクライナ侵略は国際秩序の根幹を揺るがすものであり、引き続き毅然と対応してまいらなければならないと思っております。
 同時に、漁業などの経済活動といった隣国として対処する必要のある事項については、外交全体において何が我が国の国益に資するかという観点もしっかり考えながら、適切に対応してまいりたいと思っております。
 その上で、北方領土問題に関しては、領土問題を解決して平和条約を締結するという方針は堅持してまいりたいと思っております。
 そして、北朝鮮ですが、北朝鮮による核・ミサイル開発は我が国及び国際社会の平和と安全を脅かすものであり、断じて容認できないと考えております。
 また、岸田内閣の最重要課題である拉致問題は時間的制約のある人道問題であります。我が国として、日朝平壌宣言に基づいて、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して、日朝国交正常化を目指す考えでございます。
 いずれにいたしましても、政府として、国民の生命財産、そして我が国の領土、領海、領空を断固として守り抜くという方針の下で、引き続き、緊張感を持って、関係省庁間で連携して情報収集に努めつつ、引き続き冷静かつ毅然と対応してまいりたいと考えております。

発言情報

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発言者: 林芳正

speaker_id: 30011

日付: 2023-04-19

院: 衆議院

会議名: 外務委員会