西村康稔の発言 (経済産業委員会)

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○西村(康)国務大臣 御指摘のように、二〇五〇年カーボンニュートラル実現に向けては、電化とか水素化などによる脱炭素化を最大限進めたとしても、再エネとか原子力もそうでありますが、最大限進めたとしても、排出されるCO2、これを回収し、地下に貯留するCCSの取組が不可欠であります。
 特に、このトランジション、移行する間に、LNGとか、石炭の脱炭素化も進めていくわけですが、その中でもやはりCO2は排出されますので、それを回収していく、貯留していくというのは非常に大事な取組だと思いますし、御指摘のように、特に産ガス国で、ガスを取り出したところにCO2を貯蔵するという取組が進んでいることも事実だというふうに思います。
 私どもとしても、今年二月に閣議決定しましたGX実現に向けた基本方針におきまして、脱炭素に向けて、このCCSを追求することとしております。私も、昨年五月、お地元の、苫小牧のCCS実証試験センターを視察いたしましたけれども、まさに、CCSは脱炭素化の最後のとりでである、CCSなくしてカーボンニュートラルなしと言っても過言ではないと思っております。
 先ほど申し上げましたとおり、世界各地でこの事業化に向けた激しい競争が起きているわけであります。日本の脱炭素コストを最小限にするために、国家的な課題として、戦略的、計画的にCCSに取り組む必要があるというふうに思っております。
 このため、日本では、二〇三〇年までの事業化を目指して、コスト低減や適地開発、事業化のための環境整備といった様々な課題の解決に取り組むための、我が国初の国家戦略でありますCCS長期ロードマップを本年三月に公表したところであります。
 今後、二〇三〇年までの事業開始に向けて、先進性のある三から五ぐらいのプロジェクトから集中的に支援を開始して、二〇三〇年までに年間貯留量六百から千二百万トンの確保にめどをつけることを目指すと同時に、CCS事業に関する法制度をできる限り早期に整備してまいりたいというふうに考えております。

発言情報

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発言者: 西村康稔

speaker_id: 6755

日付: 2023-03-24

院: 衆議院

会議名: 経済産業委員会