大島敦の発言 (経済産業委員会)
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○大島委員 あの「もんじゅ」の事故は極めて単純な事故だと思っていて、ナトリウムの、動いていますよね、流体ですから、そこに温度計が一本挿さっているわけですよ。普通でしたら、温度計のここの根元の部分は、丸くカーブを切って、できるだけ圧力がかからないようにするところを、そのままぽんと挿したものですから、折れてしまったということなので、そんなに難しくない事故だと思っています。
ですから、こういう細かいところも含めてしっかりとした設計をし、責任を取る体制をつくっていかないと、実証炉はもっと先の話だと思うんですけれども、是非、その点をお願いします。
高温ガス炉について質問します。
国は使用済核燃料の最終処分までの技術を確立しないままに、先ほど申し上げましたとおり、原子力を進めたことで、問題を先送りして今に至っていると考えています。実証炉の具体的な研究開発を進めるのであれば、その前提として、高温ガス炉、高速炉も含めて、まずは、高速炉では、「もんじゅ」の廃炉と、廃炉技術や使用済核燃料の処理処分の技術の確立が必要ですし、高温ガス炉では、使用済核燃料の処理処分技術の確立が前提だと考えています。十万年とか八千年とか、最終処分を受け入れる自治体はなかなか大変危惧をしておりまして、この点については、十万年、八千年と聞くと最終処分については危惧をしておりまして、天然ウラン並みの放射線量に減衰する期間が、少なくとも三百年までに圧縮できることが前提だと思っています。
そこで、政府は高速炉や高温ガス炉を次世代革新炉として開発、建設を推進する方針を打ち出していますが、過去の開発の教訓も踏まえて、官民における実効的な開発体制をつくるためにも、高温ガス炉についても、高速炉と同様、やはり国が主導して体制整備を行っていくべきと考えてはどうかなと思うのです。
ただ、前提としては、高温ガス炉の場合には燃料が特殊なので、ゴマ粒大のセラミックの中にウランが入っているので、普通の処理ではなかなか難しいと考えています。ですから、前々回ぐらいに述べたように、この被覆をできるだけ薄くして、要は、中性子を当てることによって放射線量を落とせないかという技術革新とか、幾つか乗り越えなければいけない山はあるかと思うんですけれども、そういう点も踏まえて御答弁をお願いします。