中谷一馬の発言 (厚生労働委員会)

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○中谷(一)委員 大臣から、厳格な運用ということでありましたので、今後の推移を見守らせていただきたいと思っております。
 それでは、次に、重複受診、重複投薬への対策を講じる必要性について質問をさせていただきたいと思います。
 現在、歌舞伎俳優の市川猿之助さんの御両親が向精神薬中毒の疑いで亡くなられたと見られる事件を受けて、薬剤のニュースに関する問題が世間から注目をされています。
 そうした中、私の地元である横浜市港北区薬剤師会の相沢淳会長と金子守宏先生から、一か月に複数の医療機関で十を超える回数の受診を繰り返し、麻薬及び向精神薬取締法に関わる薬剤である睡眠導入剤マイスリーの処方を受ける患者がおり、問題があるとの指摘をいただきました。
 患者の健康管理や薬剤適正使用の観点からも、重複受診、重複投薬などに関してどのような対策が可能なのか、横浜市港北区医師会の鈴木悦朗会長と原田実事務長にもアドバイスをいただきながら提言をまとめましたので、順次質問をさせていただきます。
 地元医師会、薬剤師会からは、重複受診、重複投薬を繰り返す患者については、保険者から積極的に給付制限を実施するよう指導してほしいとの要望がありました。その一方で、保険者側の視点では、個人情報保護の観点、及び、医師が医療に必要として処方箋を出している前提を考えれば、レセプトから不適切な医療や投薬がなされたと指摘をすることは難しく、対応策は簡単ではないとのことです。
 そこで、大臣に伺いますが、私は、重複受診、重複投薬について、患者本人の安全確保や医療費適正化の観点からも抑制する必要があると考えていますが、現在の保健医療や医療提供体制の仕組みは、患者、医師、看護師、保険者それぞれが適切な行動を取っているという前提、いわゆる性善説に立っており、意図的に問題行動を起こす者がいる場合には、その行動を制約することが難しい状況にあります。
 大臣としては、こうした現場の状況を踏まえて、重複受診、重複投薬をどのように抑制すべきだと考えていますか。また、抑制の指標はどういったことがKPIになり得ると考えていますか。教えてください。

発言情報

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発言者: 中谷一馬

speaker_id: 22155

日付: 2023-06-07

院: 衆議院

会議名: 厚生労働委員会