加藤勝信の発言 (厚生労働委員会)
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○加藤国務大臣 委員の御指摘の一つは、向精神薬が適正に処方されて服薬されているかという議論と、通常、それを含めて幅広い重複投薬という議論、両方入っているんじゃないかと思いますが、後者の立場で答弁をさせていただきます。
重複受診、重複投薬対策については、まさに、限られた医療資源の効率的な活用、また患者の安全かつ効果的な服薬という観点から大変重要な視点でありまして、新経済・財政再生計画改革工程表二〇二二において、医療保険者による取組を促進するためのKPIとして、重複・頻回受診、重複投薬の防止等の医療費適正化の取組を実施する保険者、これを二〇二三年度までに一〇〇%にするということで進めております。二〇一七年が四〇%だったものが、二〇二一年時点には六〇%近くまで数値は上がってきているところであります。
ただ、一方で、その議論の中で、委員からも御指摘がありましたように、医療行為はそれぞれ様々でありますから、一律にというのはなかなか難しいという点の留意というのは指摘されているところであります。
また、医療費適正化計画においても、重複投薬の是正に向けて、患者や医療機関、薬局への医薬品の適正使用に関する普及啓発、保険者等による医療機関、薬局と連携した指導の実施などの取組を目標として位置づけており、来年度からの第四期計画では、重複投薬の把握のための電子処方箋の活用により、更に実効性ある取組を進めることとしているところであります。
また、保険者においては、重複投薬対策としては、レセプトの活用により、重複投薬が疑われる対象者、この場合には患者ということになりますが、を抽出した上で、その方に対して服薬情報の通知や個別指導を行うこと、その対象者の服薬状況や副作用の改善状況を確認し、取組の実施前後で評価を行う等の取組も行わせていただいておるところでございます。
また、保険者インセンティブ制度の評価項目として、重複投薬対策の取組を行った保険者の負担を軽減する、あるいは、保険者による重複投薬対策を含む適正な服薬に関する取組事例を収集し横展開を図る、こうした取組を行っているところでございます。
こうした取組を通じて、冒頭申し上げた不必要な重複の受診、重複投薬、これの減少というか、抑制を図っていきたいと考えています。